
『典型的合格体験談』
タイトルにだまされた!というのが実感です。
内容は、ごく一般的な体験論に終始しています。
本文から抜粋すれば、「汗が流れるほど暑い試験会場で苦労した」とか
「この手ごたえでは不合格、と思って試験の帰りにヤケビールを飲んだ」とか・・・そういう話題が満載です。
10ページも読めば、「ああ・・・この本は使えないな?」と素人目にも分かります。
出版社が文芸舎なので、ほぼ確実に協力出版なのでしょうが、原稿に目を通したであろう担当者は
売れないのが分かっていながら何のアドバイスもしなかったのだろうかと不可思議な事、この上ありません。
出版費用さえ貰えれば、売れるかどうかは知ったことではないのでしょう。全く悪質極まりありません。つまりは作者も被害者です。
辛うじて売れている理由はタイトルの持つインパクトのみ。
ハッキリ言って、この本を読んで得られるものは「努力すれば誰でも合格できる」という教訓だけです。
評価は情けで星3つ。