
『元気が欲しくなったら読む本』
この本に私が出会ったのは今から10年前。
ちょうど高校3年生の大学受験の夏休み中でした。
友達が代ゼミに通っていて、この先生を紹介してくれたので授業をとったのがきっかけでした。僕はそれまでこの人の存在を知らなかったのですが、テレビとかにも出ていた有名な人ということで、この人の本を本屋さんで手にとったのです。
今でも覚えていますが、何気なく手にとって立ち読みしたその場で全て読み終えてしまいました。それほどまでに強烈だったんだと思います。そのままレジに持っていって買いました。
この先生は暴走族出身の肩書きとかいろいろあります。ですがこの先生にこれほどまでに魅力があるのは「やればできる」ということを身をもって教えてくれるからだと思います。
読めば分かるのですが、「4ヶ月間も平均睡眠時間が2?3時間の状態で勉強」したり「1日20時間も勉強」したりと、とにかく普通ではないことが書いてあります。
でも思うんです。18歳の当時はただ単に「すごいなぁ」と思ってみていたのですが、あれから10年経ってもまだ読んでしまうのは、「人間ってみんなこういうパワーを持ってるんだろうなぁ」って思えるからです。何かきっかけさえあれば何でもできてしまうような。火事場の馬鹿力みたいなものを体現してくれたんだと思います。
あとこの先生は本当に生徒のことを思ってるんだろうなぁ、というのも伝わってきます。今なかなか生徒に本気で怒れる先生って少ないですからね。本気でないと怒れないですしね。この先生のこの本からも愛情が感じられました。
自分が絶好調の時にはこの本を手に取ることはないのですが、精神的に疲れているとき、辛いとき、悩んでいるときなどには本当に励みになります。
屈辱的な思いをして、それをバネに頑張れた吉野先生の話はすごく参考になると思います。最初にこの本を買ってから10年も経ちましたが、今でも読み返してしまう本です。
受験生だけでなく、大学生、社会人にも読んで欲しい本です。