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予備校はなぜおもしろい―新・受験文化論

『裏話が面白い』
予備校という世界は、ほんの表の一面しか世間では知られていない。おそらく、それは予備校に通っている学生も気づいていることだろう。公教育とは違った、何か不思議なところが予備校にはついてまわる。予備校の講師ってどうやってなるんだろう、とか、去年までいたあの講師はどこへ行ってしまったんだろう、とか…

しかし、大学受験を目指す人にとっては特に、社会の重要な一部である。その「ベールに包まれた」予備校を語ってくれているので、大変興味深かった。
また、さすが小論文講師ということもあり、どの項、どの章も筆者の考えが、その根拠とともに示されていて、論旨が明快である。

ただ、個人的には、所々に、やや自分の自慢話(参考書がベストセラーになった、有名小論文講師、他の講師の教え方はひどいものだった等…)が入っているのが目に付いた。これは、筆者のベストセラーの『頭がいい人、悪い人の話し方』において、頭が悪い人の話し方として、自分が分類していたはずなのに…
確かに有名予備校講師なのであろうが、教育現場に立つのに、その点が少し残念だった。

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