
『筆記は秀逸だが・・・』
本書は筆記試験に関して言えば文句をつけようがない出来だと思います。試験でよく出題されるポイントだけが書かれているのでムダがないし、二色刷りでしかも大きい文字なので読みやすく、章末問題も計100問以上と豊富で、その上それらの問題が本文の何ページと関連しているかがきちんと書かれています。本書だけで満点は無理としても7?8割は得点できると思います。
ただ、実技試験に関して言えば本書だけで合格できるかは微妙ですね。例えば、試験本番では5問中1問が電気工事士の鑑別問題とそっくりな問題だったのですが、本書ではそのことについて殆どふれていません。幸い私は電気工事士の鑑別問題もある程度勉強していたので事なきを得ましたが、勉強していなければ合格は微妙でした。
実技に関しては本書だけではなく「電気工事士の参考書などで鑑別問題を勉強する」「他の問題集等で実技の問題を解く」「警戒電路についてきちんと理解する」「カタログなどで漏電火災警報器の構造を理解する」などの対策が必要なのではないかと思います。