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資格取得の為の書籍集
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偏差値30からの中学受験合格記―泣いて、落ち込んで、最後に笑った母と子の500日

『受験が終わるまで』
りんこさんが受験を決意したのは神奈川の公立事情が背景にあった。ここからたこ太君の受験生活が始まります。平和主義者でのんびりモードのたこ太君が成長していく様子が描かれていますが、本書の一番の魅力は、母りんこさんがその成長を待つまでの「苦しみ、もがき、叫び」が赤裸々に書かれている部分です。将来の、そして今の自分の姿と重ねて、私は何度も涙ぐみました。

りんこさんは自分独自の受験論を書いていません。塾からのアドバイス、家庭でたこ太君の勉強を見て、たこ太君の応援団として、何をしたらいいのかを考えて実行してきた記録がここにあります。優秀なお子さんが、親の受験メソッドで成功した書ではありません。まぎれもなく24時間受験のことを考えてしまう母親りんこさんの姿は、私の心をわしづかみにしました。

残念ですが…の受験校も、受かった受験校も書いてあります。でもその正直さより、「受験生に言ってはいけない言葉」を言ってしまう母親の苦悩と後悔。それは、りんこさんだけではないからこそ、読んでいて涙が止まらないのです。この本は受験が終わるまで手放さない。そんな熱い気持ちにさせる本です。

高橋秀樹さんの書では、日能研の成績順システムにあわなかったお子さんが塾をやめる記述が出てきます。高橋さんは日能研が悪い訳ではなく、子どもにあわなかっただけだと書いていました。本書を読むことで日能研にあうお子さんの姿が見えてきます。また親と塾のかかわり方についても勉強になる実用的な書であることも追記しておきます。

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