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資格取得の為の書籍集
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父と子の中学受験ゲーム (朝日新書 30)

『前著のほうが数段良かった』
同じ著者の前著「中学受験で子供と遊ぼう」のほうが数段中身があった。
こちらの「父と子の中学受験ゲーム」は、タイトルは意味的にはほぼ同じなので、
新書ブームにのっての刊行ということが否めない感じがします。

前著は長男(武蔵中合格)、この本は次男(世田谷中合格)と学校は違いますが、
父が妻よりも積極的に中学受験の準備に参加している内容は同じです。

さすが放送作家だけあって、工夫した自作の問題などは(なかなか普通はマネできませんが)参考にはなります。
また、いわゆる詰め込み教育、暗記ばかりの味気ない勉強を強いていないのは、参考になります。

しかし、放送作家という職業がそうさせるのか、あるいは、他の類似書との差別化を図るためなのか、
受験生である息子さん(次男)との話のやりとりや各エピソードの随所に頻繁にコントのような
ウケ狙いの「ネタ」や「オチ」が付いています。
お父さんは放送作家だし、息子さんもユニークな感じがするので、息子さんとの会話や
エピソードに本当にこのようなネタやオチがあったのかもしれませんが、
あまりにも会話中や親子のやりとりでタイミングが良いネタやオチがあるので、
どうにも脚色めいた感じがしてしまい、だからこういう本にとっては逆に損なのではないかと
思いました。まじめに読んでいると、その部分で興ざめしてまいます。

また、各私立中学を、著者が仕事を通じて知っているタレントに見立てているコーナーがあります。
しかし、その見立てが表面的で、我々がテレビで見ていて知る程度と同じキャラクターでの見立てに
終わっているし、そもそも「何々中学は、タレントで言えば北野武だ」というような、
そんな見立てに意味があるのでしょうか。

また、最後の「2015年の中学受験」の空想の短文も、放送作家にしては失礼ながらあまりにも
内容が面白くありません。

まったく参考にならないというのではないです。塾の選び方や活用のしかたなどは、
一例として読んでもいいと思います。でも、この本を読むのは、子どもが低学年あたりのときに、
まだ時間的に余裕があるときに読むほうがいいです。

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